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【コラム VOL.160】

 

ドラマ『銭の戦争』1話のロケ地として撮影で使われたオフィスビル


『銭の戦争』は2015年1月から放送されたドラマで原作は韓国のパク・イングォン、脚本は後藤法子さんです。このドラマで草薙剛さんは新境地を開いたと言われています。アップシーンが多かったこと、凛々しい表情を意識したことなどあらゆる画面で工夫したとのことです。草薙さん自身のこのドラマ対するコメントは「ひとつの役を通してこれほど色々な感情が生まれたのは初めてで、人に対して優しくなったり、憎らしくなったり単なる復讐劇ではなく、色々な感情がよぎりました。」とコメントしていました。

 

物語は、金も婚約者も全て失ったエリート証券マンの復讐劇で、主人公がいかにして成り上がっていくかが見どころです。最後には結局誰とも結ばれず、お金にとらわれてしまう主人公。魂は救われたのか、救われなかったのかの判断は視聴者次第です。

 

第一話で放送された内容は、主人公の白石富生(草薙剛さん)は父が事業の失敗から自殺し、母の大病でお金の工面に奔走し、誰にも助けてもらえず窮地に追い込まれます。そこに婚約者の祖母が孫と別れることを条件にお金を貸してくれます。そのお金も父の事業の債権者に取られてしまうというありさまです。その後苦労に苦労を重ねて成り上がっていくのですが、最終的に主人公はひとりぼっちです。

 

その一話で映し出された主人公白石の証券会社のビルが「経団連会館」です。ロケ地のビルの経団連とは、戦後日本の経済を復興すべく設立された団体で、その2年後には経営者のための組織、日本経営者団体連盟(日経連)が発足しました。この両団体が海外との取引や国内での経済面の課題に取り組み寄与してきました。2002年にこれら二つの組織が併合されて日本経済連合会となりました。撮影されたそのビルに白石の証券会社が入っていたという設定です。ロケ地が大手町なのは丸の内の隣であり、政府系金融機関や大手銀行、商社、マスコミの本社など、大企業や一流企業が集まる地域と言う意味で撮影されたのでしょう。

 

 

 

<オフィスビル施設情報>
施設名:経団連会館
住所:東京都千代田区大手町1-3-2
アクセス:東京メトロ「大手町」駅C2b出口直結
2018年現在

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オフィスビル※画像はイメージです

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