【コラム VOL.335】
ドラマ撮影でよく使われる遊園地、ロケ地「あらかわ遊園」
東京都荒川区にある23区内で唯一公営の遊園地「あらかわ遊園」。オープンはなんと大正11年(1922年)。当初は民営の遊園地としてオープンして、現在のようなアトラクションのようなものはほとんどなく、滝、池、築山、橋、展望塔、竜宮殿、大浴場などがあって大人のための遊園地、もしくはヘルスセンターに近いものだったらしいです。戦時には閉園状態となったが昭和25年(1950年)に区営の遊園地として再開。その後、幾度かの改修を経て、遊園地らしい乗り物などが設置され現在の幼児に大人気のレジャー施設の姿になっています。そして「あらかわ遊園」の目玉のひとつが低い場所に造られた1周約138mのコースをゆっくりと2周する、いも虫型の日本で一番遅いジェットコースター「ファミリーコースター」ですね。坂道を駆けおりる爽快感を絶叫なしで楽しむことが出来るジェットコースターです。そんな老舗の遊園地「あらかわ遊園」はドラマ撮影のロケ地として人気の施設で多くのドラマ撮影に使われています。例えば年代の古い作品からいきますと1999年放送のテレビ朝日ドラマ『恋愛詐欺師』、2003年放送のテレビ朝日『仮面ライダー555』、2008年放送のNHK朝ドラ『瞳』では佐野明が両親に置いて行かれた遊園地としてて登場していました。更に2009年放送のNHKドラマ『コンカツ・リカツ』では桜井幸子さん演じる町田七海がデート相手に振られた遊園地として登場、2010年放送の日本テレビドラマ『FACE MAKER』、同年放送の日本テレビドラマ『Q10』では前田敦子さん演じるQ10と細田よしひこさん演じる中尾順がデートした遊園地として登場、2011年放送のテレビ朝日ドラマ『11人もいる!』、2012年放送のフジテレビドラマ『早海さんと呼ばれる日』、同年放送のフジテレビドラマ『ハングリー!』では瀧本美織さん演じる大楠千絵と高木奈々がスイーツを食べながら話していた遊園地として登場していました。2013年にはフジテレビドラマ『ラストホープ』、テレビ東京ドラマ『孤独のグルメSeason3』、フジテレビドラマ『よろず占い処 陰陽屋へようこそ』では錦戸亮さん演じる安倍祥明と倉科カナさん演じる只野路子がデートに行った遊園地として登場していました。さすが長い歴史をもつ老舗の遊園地、本当に多くの作品にロケ地として撮影で使われていますね。そして現在の「あらかわ遊園」はリニューアル工事のため休園中。リニューアルオープンは平成33年の夏頃を予定しており、大型遊戯施設の更新、休憩・食事スペースを拡張、整備し、より利用しやすく魅力的な施設へと生まれ変わる予定です。
<遊園地施設情報>
施設名:あらかわ遊園 ※リニューアル工事中
住所:東京都荒川区西尾久6-35-11
2019年現在
※画像はイメージです
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