【コラム VOL.491】
ドラマの撮影で交番としてよく使われる施設、ロケ地「神田猿楽町町会詰所」
千代田区猿楽町2丁目にある町会施設「神田猿楽町町会詰所」。この「神田猿楽町町会詰所」は1916年に猿楽町駐在所として建設されました。しかしその後、交番は廃止されましたが町会の詰所として利用されるようになりました。古い歴史のある建物なので2003年に千代田区景観まちづくり重要物件に指定され、名称も「猿楽町町会詰所」となり、その後、現在の「神田猿楽町町会詰所」に変更されました。このレトロで小さな建物は外観の保存状態もよいので映画やドラマの交番ロケ地としてこれまで撮影で何度も使われ、色々な作品に登場しています。2018年放送のNHKドラマ『スニッファー 嗅覚捜査官スペシャル』で香川照之さん演じる小向達郎が建物内の匂いを嗅いで“思い出した”と叫んだ北千住警察署日の出交番として登場し、また同年放送のテレビ朝日ドラマ『dele』では高橋源一郎さん演じる浦田文雄が指名手配犯の写真を見ていた交番として登場していました。2017年に放送された日本テレビドラマ『ぼくらの勇気 未満都市2017』では2012年に堂本剛さん演じる滝川尊が財布を届け出した六本木警察署 狼金交番として登場していました。2014年の放送ではフジテレビドラマ『マルモのおきてスペシャル』に児嶋一哉さん演じる千葉亮一がいる広川交番として、TBSドラマ『家族狩り』では松雪泰子さん演じる氷崎游子が氷崎清太郎を見つけた交番として、またTBSドラマ『S-最後の警官-』で滝藤賢一さん演じる板橋満生が出頭した交番として、更にTBSドラマ『隠蔽捜査』にも大森中央交番として登場していました。それ以前にも本当に多くのドラマ作品に交番ロケ地として登場しています。別の施設を交番に見立てて撮影することは多々ありますが「神田猿楽町町会詰所」は元々本物の交番ですからまさにリアルな少し古い設定の交番ロケ地ですね。
<町会施設施設情報>
施設名:神田猿楽町町会詰所
住所:東京都千代田区猿楽町2-3-5
2020年現在
※画像はイメージです
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