【コラム VOL.６０７】

ドラマの撮影で使われた幼稚園、ロケ地「愛隣幼稚園」

世田谷区森町1丁目にある幼稚園「愛隣幼稚園」。東急田園都市線「桜新町駅」から徒歩8分、住宅地の真ん中の静かな環境にある開園50年以上の歴史ある幼稚園。全教師が幼児の持っている個々の個性や才能を十分に伸ばすため、幼児一人ひとりをしっかりと見る行き届いた保育と配慮ある教育を行う少人数制を導入しており、肌理細やかな配慮と子育て教育が実践されています。ただ与える教育ではなく考える力、気付く力、意識して聴く力、心にとめて見る力、最後までやり遂げる力の成長の大事な基盤となる力を育むため、キリスト教精神に基づく愛隣幼稚園の独自の保育、思いを尽し、心を尽し、身を尽くす「澪漂教育」を実践しています。因みに澪標とは船の水路を示すために水中に立てた目印の杭で日本の標識で、目立たぬ存在の杭ですが船の進路を示し、浅瀬等の難所を回避させると共に流れに流されぬ様助ける無くてはならない杭で、和歌では「身を尽くし」にかけて多く用いられています。「愛隣幼稚園」の澪標教育も先生が前面に出ず何気なく子どもの傍らに寄り添い進む道を指し示し道を誤りそうな時は身を盾にとして守り流されそうな時はわが身を呈して支える、子どもたちの将来のために思いを尽くし、心を尽くし、精神を尽くし、身を尽くす教育、澪標教育（みおつくし教育＝身を尽し教育）となっています。そんな「愛隣幼稚園」はドラマのロケ地としても撮影で使われたことがあり、これまで何度かドラマ作品に登場しています。2019年放送のTBSドラマ『グランメゾン東京』で及川光博さん演じる相沢瓶人が娘を迎えに行った小鳥保育園として登場していました。それ以前にも2016年にフジテレビドラマ『営業部長吉良奈津子』、2009年に日本テレビドラマ『ギネ 産婦人科の女たち』に登場しています。幼児一人ひとりをしっかりと見る行き届いた保育と配慮ある教育を行う少人数制を導入した、肌理細やかな配慮と子育て教育で澪漂教育を実践する「愛隣幼稚園」は幼稚園としての素晴らしさや人気は勿論、ドラマのロケ地としても気になる施設ですね。

＜幼稚園施設情報＞
施設名：愛隣幼稚園
住所：東京都世田谷区新町2-7-8
2021年現在

※画像はイメージです

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