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【コラム VOL.146】

 

『ブザービート』最終話のロケ地として撮影で使われたバスケット競技場


『ブザービート』は、2009年7月より放映されました。スラムダンクが出た当時1990年は、バスケットボールは当時の日本の業界には保守的なイメージが強く「スラムダンク」の作者井上雄彦さんが週刊ジャンプに企画を持っていった時、日本でのバスケ物は誰も見向きしないネタだったそうです。しかしスラムダンクは漫画史50年の歴史の中で史上1位となりました。

 

テレビ界においてもやはりその空気は充満しており唯一フジテレビの「すぽると」でバスケの特集を組まれたりするなど、「隠れファンの心をつかんでいてくれた」おかげと、ファンの渇望感と『ブザービート』の登場でバスケの周りの環境が整った感じがします。

 

上矢直輝役の山下智久さん、白河莉子役の北川景子さんの出演するドラマでした。物語はスポーツに打ち込む若者たちのお話で、『ブザービート』は象徴的なワードとなっています。ブザービートとは試合終了やピリオド終了のブザーが鳴り終わる時点までに、決まるシュートを言います。そのワードの真の意味は「夢が達成するのが不可能に思えても、諦めなければ生きる道は何か残っている」。物語の最後に主人公のブザービートが決まります。ドラマの撮影には本物のバスケットの選手が沢山出演していました。中村友也さん(東京アパッチ)、宮永雄太さん(東芝ブレイブサンダース)、西堂雅彦さん(トヨタ自動車アルバルク)など。

 

撮影は東京、埼玉、神奈川等で行われ、最終話の決勝戦のロケは国立代々木競技場(第二体育館)で行われました。撮影の行われたこの競技場は日本の代表的な競技場で、2020年のオリンピックに向けて、2017年7月より工事が始まり、閉鎖となります。試合のロケが行われた第二体育館はバスケットボールの「聖地」と呼ばれ、天皇杯・皇后杯全日本総合バスケットボール選手権大会(オールジャパン)をはじめ、思い出がいっぱい詰まった会場です。

 

 

 

<バスケットボール施設情報>
施設名:国立代々木競技場・第2体育館
住所:東京都渋谷区神南2-1-1
アクセス:JR山手線「原宿駅」、東京メトロ千代田線・副都心線「明治神宮前駅」から徒歩5分
2018年現在

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バスケットボール※画像はイメージです

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