【コラム VOL.151】
映画『シムソンズ』のロケ地として撮影で使用されたカーリングホール
映画『シムソンズ』はカーリングを題材にした青春物語です。映画の舞台は北海道北見市(現在)で、地元の常呂町が北見市に合併される頃に製作されました。2002年のソルトレイクシティオリンピックのカーリングに出場したチームの実話です。常呂町からは数多くのオリンピック出場を果たしたカーリング選手を輩出しています。撮影は北海道北見市常呂町で行われ、エキストラは常呂町の町民の皆さん150名が参加し撮影されました。ロケ地はおもに北見市常呂町で、町民の皆さんも町が北見市に合併されることで町を卒業するという気持ちで参加されたのだそうです。
試合や練習のシーンで使われるスポーツ施設での撮影は、「常呂町カーリングホール」で行われました。このカーリングホールの建物の外壁に手形が埋められています。『シムソンズ』の4人の手形を見ることができます。
キャストは、シムソンズメンバーが4名で加藤ローサさんに藤井美菜さん、そして高橋真唯さんに星井七瀬さん、大泉洋さん(コーチ)、他です。
最近ではカーリングも知名度が増しましたが、1980年に北海道庁の招待で元世界チャンピオンのウォーリー・ウースリアック氏が来日して講習会をし、北海道の各地に普及しました。北見市常呂町では5人にひとりはカーリングをするという町なのだそうです。この映画の撮影ではキャストへのカーリング指導は町のボランティアが行ったほか、カーリング選手もエキストラとして参加しています。
映画は9歳からカーリングを始めた加藤章子さんを中心に、中学時代の同級生とカーリングチームを作りスポーツと青春の物語として仕上がっています。最初は素人同然だったチームが、苦労に立ち向かいどんどん真剣に練習に打ち込むようになり、やがてオリンピックの出場チームになって行きます。
ロケが行われた「北見市常呂町カーリングホール」は、日本初の屋内専用のカーリングホールで撮影時とは変わってしまいましたが、平成25年に年中利用可能な施設「アドヴィックス常呂カーリングホール」にリニューアルされました。
<カーリングホール施設情報>
施設名:アドヴィックス常呂カーリングホール
住所:北海道北見市 常呂町土佐2-2
アクセス:
網走から常呂まで約33km(約40分)
女満別空港から常呂まで約35km(約42分)
北見市街から常呂まで約43km(約50分)
2018年現在
※画像はイメージです
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