【コラム VOL.164】
『花咲舞が黙ってない』のロケ地として撮影に使われた「丸の内パークビルディング」
『花咲舞が黙ってない』は2015年に放映されていたドラマで、原作は池井戸潤の経済小説「不祥事」と「銀行総務特命」などからテレビドラマ化されました。東京第一銀行の臨店斑が銀行内のトラブルを解決していく内容です。主人公花咲舞役が(杏さん)、相馬健役(上川隆也さん)のコンビが、事件に向かって奮闘します。
臨店斑は、実在するのでしょうか?名称は銀行によって違うそうですが、本部から支店を指導する部署はどの銀行にもある様です。例えば営業態勢の指導をはじめ、点検も大半の銀行で行います。事務部門の統括部署が、臨店して支店の事務部門をチェックすることや人事部から支店の支店長の組織運営をチェックするケースもあります。臨店とは本部から支店に出かけて行って不祥事の調査に当たる役目です。
ドラマのロケ地は、東京第一銀行の本部の社屋という設定で「丸の内パークビルディング」で撮影されました。この建物は三菱一号館美術館と三菱一号館広場(中庭)を同じ敷地内に配しています。三菱一号美術館はかつての日本一古いオフィスビルでデザインがジョサイア・コンドルです。建物はイギリス・クイーンアン様式となっています。その後三菱地所の手で解体され2009年に丸の内パークビルディングの一角に再建され、企業美術館となりました。この美術館の建物と調和のとれたカラーで建っているのが丸の内パークビルです。丸みを帯びたフォルムは古いものと新しいものを調和させていて、ひと際目を惹きます。
これまでのオフィスで働く女性と一線を画す花咲舞。新感覚の勧善懲悪な女性が働く職場として、このオフィスビルの新しくて重厚感のある新感覚がロケ地として選ばれたのでしょうかね。
<オフィスビル施設情報>
施設名:丸の内パークビルディング
住所:東京都千代田区丸の内2丁目6-1
B1~4Fは丸の内ブリックスクエアという商業ゾーン
アクセス:JR・東京メトロ丸ノ内線「東京駅」から徒歩5分
2018年現在
※画像はイメージです
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