【コラム VOL.180】
『和風総本家』のロケ地として登場した「円覚寺」
テレビ番組『和風総本家』では毎回いろいろな職人さんが出てきます。文化的なものを扱う職人さんも多く、当然、歴史ある建造物もロケ地として映りやすくなるものです。
たとえば2017年6月4日(日)に放送されたものは「鎌倉を支える職人たち」という内容のものでした。鎌倉は古都として知られていますし、名のある職人さんもたくさんいらっしゃるんだろうと思います。
■手引き職人が作った鎌倉「円覚寺」の板戸の手引
番組で紹介されたのは引手職人でした。引手とは戸や襖を開ける際の手を添える箇所です。職人さんは松田聖さんという方で、なんとあの京都の金閣寺や銀閣寺といった超有名なお寺の引手も制作したとか…。もちろん鎌倉のお寺でも松田さんの引手は幅広く使われているそうです。
今回の放送では鎌倉の「円覚寺」の板戸の引手が紹介されていました。
引手職人さんは昔は30人くらいいたそうですが、現在では3人しかいないそうです。なかなかこの業界も大変なのかもしれません。一昨年長男である松田浩佑さんが引手職人になったとのことで、まだまだこういった貴重な技術は長く受け継いでいってほしいものです。
<お寺施設情報>
施設名:円覚寺
住所:神奈川県鎌倉市山ノ内409
拝観時間:3月~11月8:00~16:30/12月~2月8:00~16:00
アクセス:
JR横須賀線「北鎌倉駅」から徒歩1分
自動車の場合は横浜・横須賀道路「朝比奈インター」から20分
駐車場は20台分
駐車料金:普通自動車:1時間600円(1時間以降は30分300円)/大型自動車:1時間2,000円(1時間以降は30分1,000円)2018年現在
※画像はイメージです
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